
コペンエンジン特性
低速トルク ● ● ○ ○ ○
中速トルク ● ● ● ● ○
高速トルク ● ○ ○ ○ ○
低速トルクに不安があるが、中速でのトルクは充分
高回転域では燃料が濃くパワーの伸びはいまいち |
コペンのエンジンは直列4気筒DOHC16バルブ インタークーラーターボエンジンです。
最高出力 64ps/6000rpm
最大トルク 11.2kgm/3200rpm 圧縮比 8.2
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● ● ● ● ● 出力としては軽最高の64ps
● ● ● ● ○ トルクは軽としては大きい
● ● ○ ○ ○ 圧縮比はやや低い |
コペンはターボ車ですので、ターボの恩恵で6000rpmで軽最高の64psを発生するエンジンになっています。コペンは他のターボ付き軽自動車と同じ64psですが実際乗ってみて感じるエンジンの特性は数値でなく、 エンジンの気筒数やギア比、車体重量、駆動輪などの影響を大きく受けているように感じます。コペンは軽自動車では少数派の4気筒エンジンです。軽には3気筒と4気筒がありますが、同じ馬力数値でもそれぞれ特性が大きく違います。
全体的なコペンの印象として、エンジンフィーリングの上品さがあります。出力特性は、コペンはターボ、4気筒、車体の重さ安全性重視による圧縮比の軽減、ギア比がやや高速よりなっている事から、発進がややかったるい特性ですが、2500rpm以降はターボがエンジンのパワーを後押し、最高に気持ちよいトルクフルな加速感を味わう事ができます。5000rpm付近の高回転ゾーンは4気筒ながらパワーは伸びず、打ち止めになってしまうところが残念です。
(高回転の特性については後述します) |
コペンのエンジンの特徴と比較 |

コペン 直列4気筒
4気筒は3気筒に比べエンジンの吹け上がり、静粛性がよいが低速でのトルクは3気筒に劣るので、発進や立ち上がりは不安が残る。 |
コペンの4気筒エンジンと他の3気筒軽自動車との比較
コペンは4気筒エンジンですので回転が上がりやすく、エンジンの振動が少なくフィーリング良好ですが、発進や低回転でのパワーが3気筒に比べ弱い感じがあります。逆に3気筒は低回転のトルクがおおきく、立ち上がりが良いですが、高回転では4気筒より苦しい印象をうけます。
4気筒エンジンのコペンは3気筒より静粛性があります。コペンのエンジンは軽自動車という枠組みで見れば、フィーリングの良さに高級感覚えます。アクセルを踏み込んでいって、エンジンの回転がスムーズに上がって行く気持ちの
よさを実感できます。エンジンから聞こえるバタバタとした振動はなく、3気筒にはない品のよさを感じます。
3気筒ターボで有名といえば、SUZUKIのアルトワークスや、keiワークスが有名ですが、実際乗ってみてこれら3気筒ターボ4WDエンジンには立ちあがりではコペンでは勝つ事が出来ませんでした。気筒数によってエンジンの出力特性が大きく変わるので車を選ぶときには気筒数が重要な要素となります。 |
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コペン 高回転での伸び悩み
コペンはエンジン保護のために高回転での出力を意図
的に低下させエンジンの破損などの
トラブルが起きないようにしています。 |
コペンの4気筒エンジン エンジン保護のために高回転での出力を落としている
コペンのエンジンは前述の とおり、高回転域でのレスポンスが4気筒らしからぬ印象を受けます。これにはメーカーがエンジンの破損が起きないようコペンに施した安全マージンセッティングです。基本的にコペンに限らず市販者のほぼ全てが同じ事をしてありますがコペンは特に極端に安全率をみています。
コペンの出力特性を見てみると、4500rpmからはパワーの伸びはいまいちです。まずはひとつは、4500rpm以降は燃料が非
常に濃くなっている(空燃比が低い)という事が上げられます。ある一定以上燃料を濃くすると出力が低下し始めますが、逆に燃焼時に余剰の燃料が
気化熱を奪うので燃焼室が冷却でき、安全性が高くなります。排気温度が高くなるとエンジン破損などのトラブルになります。
またコペンは燃料を燃やすタイミングが遅くなっているという点です。これを点火時期といいますが、
これを早くしすぎると、燃料が異常燃焼する可能性が高くなり、エンジンの破損の原因になります。コペンは高回転での点火時期
は最適なところよりも、かなり安全側にふってあり、その代償として出力が低下しています。
もうひとつは、コペンは全体的なパワーが抑えられているという点もあります。おそらくハードなチューニングをする人が出てくる事を見越して...かもしれませんが、エンジンの圧縮比が8.2とかなり低く設定されており、エンジンの異常燃焼(ノッキング)をしないように設計されていることも影響していると考えられます。 |
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コペン 高回転がチューニングのポイント
コペンの高回転域のもっさり感は意図的なものなので、このゾーンのレスポンスアップをしたいところ。 |
コペンのフィーリングアップは高回転が課題
コペンはエンジンが長持ちするように、意図的に出力を低下させています。
チューニングとは出力や性能があがるという事ではなく、本来の性能を取り戻すということです。場合に
よっては安全性を削って性能を取り戻すという事もありますので、無鉄砲なチューニングは避けなければなりません。
コペンの性能を取り戻すには特に高回転でのレスポンスアップが課題となります。燃調や点火時期の変更とは別角度的なチューニングと して、マフラー交換による、排気背圧の低減を行い、高回転での出力の効率化を図るのも安全で良いかと思いますが、マフラーの選定によっ
ては、フィーリングの低下を招く事もありますのでマフラーの選択は慎重にしなければなりません。
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